ＴＯＭＡＴＯの夢物語

　　　　　　　ミニシクラメンたちは 葉のない木を見上げ

　　　　　　　ポツリと つぶやき ました

　　　　　　　　　　　　　「 そろそろ… 冬支度の準備しないと…」





　　　　　　落ち葉を 見つめ 誰かが うつむいて 言いました

　　　　　　　　　　　　「 温かい おふとん に しょうと…」




　　　　　　側で また誰かが…“ うんうん” それが いいと言いました

　　　　　　　　　　「じっとしてても 風が 運んで きてくれるからね…」　


　

　　　　　　　どこにも 行けない ミニシクラメンたちは…
 
　　　　　　　　　窓 から 外を見て 言いました

　　　　　　　　　　　　　 でも… 「お日様に当たれ なくなると…」


　　　　　　　　ちょっと 大きな 誰かが 言いました

　　　　　　　　　　　　　　　「雪が降り積もったら 死んじゃうよ…」




　　　　　　顔を覗かせた ばかりの ミニシクラメン

　　　　　　　　　　　僅かな お日様に ポーッと して います


　　　　　　　お家の中のミニシクラメン たちは…

　　　　　　　　　　「 わたしたちの お家へ 入れてもらおうねと…」

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　みんなで 話し合って 決めました… 幸せ～♪ ＾＾

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